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オンプレAIに数百万円を出す前に、確かめる2つ
「社外にデータを出したくないので、社内にAIを置きたい」。下期に入ってから、この相談が続いている。しかも相談に来る時点で、もう見積もりを取っていることが多い。 ベンダーの公開記事を並べると、GPU入りのサーバーで50〜500万円、構築支援で100〜300万円あたりが相場だ。いちばん安い構成でも200万円前後になる。その金額を出す前に確かめることが2つある。自分が見てきた限り、大半の会社は1つめで止まる。 「社外に出せない」が契約で崩れるかどうか 確認するのは2点だけ。いま使っているのが法人向けの契約かどうかと、入力したデータがどこに保管されるか。 ゼットリンカーが2026年9月にまとめた各社の設定比較を見ると、Claude は Team と Enterprise、それに API が既定で入力データを学習に使わない側になっている。OpenAI も、Enterprise と API は学習に使わないと書いている。一方、個人向けの有料プランは既定が逆で、設定で切る必要がある。 効くのは契約の種類だ。同じサービスでも、社員が個人でアカウントを作った状態と
9月24日


モデルを選ばせない国産AIが出た。それでも残る判断
9月11日、Sakana AIが「Fugu Max」と「Fugu Ultra v2」を出した。依頼の難易度を見て、どのモデルをどう組み合わせるかを向こうが決める。こちらはモデル名を指定しない。 昨日書いたモデル乱立の話への、いちばん直接的な回答がこれだ。比較に半日使うのが嫌なら、比較ごと任せてしまえばいい。 ただ、選ぶ相手が1段上がっただけだ。あなたが指定するものが、モデル名から束ね役の会社名に移る。 束ね役という商品 料金は100万トークンあたり、Fugu Maxが入力2ドル・出力6ドル。Ultra v2のほうは標準の文脈長で入力5ドル・出力30ドル。APIはOpenAI互換なので、既存の呼び出しをほぼそのまま向けられる。 Sakana AIは、Ultra v2が複数のベンチマークでGPT-6 AstraとFable 5.1を上回ったと主張している。ここにITmediaが注釈を付けた。その2モデルは、Fuguが候補として使うモデルの一覧(プール)に入っていない。 自分の周りでは、この注釈を弱点の指摘として受け取っている人が多かった。これは仕様だ
9月18日


4社が同じ週に新モデルを出した。乗り換えるほど損をする
9月1日にAnthropicのClaude Fable 5.1、2日にGemini 3.8 Flash、3日にGPT-6 Astra。同じ週にMetaのMuse Spark 1.3も出ている。 10日後にはDeepSeekのV4.1-Flashが来た。入力が100万トークンあたり0.15ドル(オフピーク)。 1週間で4社、10日で5つ目。この頻度が続くと、比較そのものが仕事になる。1社ぶんの検討で半日、年に何回も来る。 決着がつかない比較 どれか1社が総取りしてはいない。Artificial Analysisの総合指数では、Fable 5.1が最大努力設定で66と最上位。一方のOpenAIは、コンピュータ操作のOSWorld 2.0で72.6%、難問推論のFrontierMath Tier 4で97.6%と、別の土俵で先頭を主張している。Muse Sparkのxhighは61で、GPT-5.6 SolやGrok 4.6と並ぶ。 指標ごとに勝者が違う。どれを選んでも、次の月には順位が入れ替わる。 乗り換えの負担は、料金より手間のほうで出ます。ニュー
9月17日


孫正義と同じ戦い方をしてはいけない。AI時代に自社が握るべき「層」
インフラの層は、孫正義に任せておけばいい。自社が握るべきなのは、別の層だ。 2026年6月24日のソフトバンクグループ株主総会で、孫正義氏が「ロボットがロボットを大規模に量産する」と語った(X投稿 @AI78140021 経由で広まった発言)。近く正式発表があるとも予告したという。壮大な話だが、ここで自分が書きたいのは「孫さんはすごい」ではない。あの戦い方を、ふつうの会社が真似してはいけない、という話だ。 孫正義がいま取りにいっている層 報じられている範囲で整理すると、SBGはAIインフラを丸ごと垂直統合しにいっている。各層に持ち駒を置く戦略だ。 AIモデルにはOpenAIへの出資。半導体はArmとAmpere。データセンターを建てるのはRoze(AIロボットでデータセンターを自律建設する会社とされる)。そのロボットを作るのが、産業用ロボット世界首位のABB Roboticsで、2025年に買収合意と報じられた。電力は米国でSB Energy、日本では東京電力との連携も観測されている(こちらは交渉段階の情報で、まだ確定ではない)。...
6月29日


AIの用途を決めるのは、モデルの賢さじゃなくレイテンシ。ローカルLLMが解禁する使い方
AIをどう使えるかを決めるのは、モデルの賢さじゃなくレイテンシだと自分は考えている。レイテンシは、依頼してから応答が返るまでの待ち時間のことだ。 2026年6月8日のApple WWDC26で、Appleが第3世代のオンデバイス基盤モデル(AFM 3 Core Advanced、20B=200億パラメータのスパースモデル)を発表した。M3以降のMacやA18 Pro搭載のiPhoneといった手元の端末で、クラウドに通信せず20B規模のモデルが動く。ローカルLLM(端末内で完結する生成AI)が実用域に入ってきた、ということだ(techno-edgeの2026年6月9日の記事による)。 性能の話題として語られがちだけど、自分が注目しているのは別の点だ。同じ機能でも、待ち時間が2〜3秒から1秒未満に変わるだけで、それまで成立しなかった使い方が成立し始める。この記事では、レイテンシを軸にAIの用途を見直す。 ローカルだから速い、という当たり前の効き目 ローカルLLMで効いているのは、賢さじゃなく場所だ。クラウドのAIに依頼すると、入力を送り、サーバーで処
6月19日


AGI(汎用人工知能)がもたらす経営革命と投資戦略への影響
2025年実現説が現実味を帯びる中、企業はどう対応すべきか はじめに:AGI到来のビジネスインパクト 2024年から2025年にかけて、人工知能(AI)業界で最も注目される話題の一つが、AGI(Artificial General...
2025年6月2日


AI武装独立宣言:一人で大企業を打ち負かす時代がついに到来
はじめに:歴史は今、大きく動いている あなたは今、歴史の転換点に立っています。インターネットが登場した1990年代、多くの人が「これは一時的な流行だ」と考えました。しかし、その後何が起こったでしょうか?Amazon、Google、Facebookといった企業は小さなガレージ...
2025年5月23日


誰もが使いこなせるAIでSDGsに貢献!持続可能な未来を創る方法
AIは誰のためのものか? AI(人工知能)は、かつて一部の専門家や技術者だけが扱うものと考えられていました。しかし、近年では一般の人々でも簡単に使いこなせる AIツール が増え、AIの民主化が進んでいます。 また、AIは SDGs(持続可能な開発目標)...
2025年2月21日


猿でも分かるMCP:AIと既存システムの連携
なぜMCPが必要なのか? みなさんは、ChatGPTやClaudeといったAIアシスタントを使っていて、こんな不便を感じたことはありませんか? 「パソコンに保存してあるファイルをAIに読んでもらいたいけど、方法がない。」...
2024年12月2日


孫正義の超知性ビジョンとは?ソフトバンクワールド2024で語られたAIと人類の未来
孫正義のビジョンとソフトバンクワールド2024の背景 ソフトバンクワールド2024は、毎年恒例のイベントであり、テクノロジーの未来について孫正義が語る特別な場です。今回のソフトバンクワールドで孫氏が語ったのは、まさに人類とAIの未来に関わる壮大なビジョンでした。彼は、このイ...
2024年11月22日


AIを使いこなせるかは使用する人のレベルに依存する?最新の研究で明らかに
背景:AIが科学をどう変える? 私たちは今、人工知能(AI)がもたらす革命のただ中にいます。AIは単なる効率化のツールに留まらず、科学そのものの形を変えつつあります。今回紹介する研究は、AIが科学的発見とイノベーションをどのように加速するかを実証するものです。...
2024年11月14日


エヌビディアの牙城に挑む:SBGが狙うデータセンター市場の主導権
ソフトバンクグループ(SBG)は現在400億ドル近い現金を保有し、その資金力を背景に、データセンター分野でエヌビディア(NVDA)に真っ向から勝負を挑む計画を進めています。これまでの動きはそのための準備に過ぎません。その象徴とも言えるのがグラフコアの買収です。これはSBGが...
2024年11月8日


AIでなくなる仕事、なくならない仕事—未来の働き方を徹底解説
AI(人工知能)が急速に進化する現代、私たちの働き方は大きな変革を迎えようとしています。特に、AIが仕事に与える影響については、多くの業界で議論が繰り広げられています。「AIによってなくなる仕事」と「AI時代にもなくならない仕事」、この2つのテーマについて理解を深めることで...
2024年9月3日


ペーパーレス化と環境保護:AIが支える未来のビジネス
デジタル化が進む現代社会において、企業におけるペーパーレス化は避けて通れないテーマとなっています。 紙の使用を削減し、業務の効率化を図るだけでなく、環境保護にも寄与するペーパーレス化は、今や企業の持続可能な成長に不可欠な要素です。...
2024年8月23日


AI限界説は真っ赤な嘘だ
元OpenAI技術者 レオポルド・アッシェンブレンナーが予見する次の大変革 (2024年10月18日更新) 「AIはこれ以上進化しない」――そんな言葉を信じているなら、あなたは間違いなく未来を見誤っています。今、私たちは人類史上最大の技術革命の真っ只中に立っており、その変化...
2024年8月23日


AIでなくなる仕事と台頭する新職業 - 未来の働き方革命
人工知能(AI)の急速な発展により、私たちの働き方は大きく変わろうとしています。 本記事では、AIによってなくなる可能性が高い仕事と、新たに生まれる職業について詳しく解説します。 さらに、AI時代を生き抜くためのスキルアップ戦略や、企業の対応、転職市場の動向まで幅広く取り上...
2024年8月16日


スマートキャンプ: ドローンとAIがもたらす次世代のアウトドアライフ
近年、アウトドアライフの人気が高まる中、キャンプもその楽しみ方に変革が求められています。 テクノロジーの進化により、キャンプはただ自然を楽しむだけでなく、より快適で便利な体験へと進化しています。 特に、ドローンと人工知能(AI)の導入により、次世代の「スマートキャンプ」が現...
2024年7月29日


OpenAIが発表したAI検索エンジン「SearchGPT」とは
OpenAIは2024年7月25日、新しいAI検索エンジン「SearchGPT」のプロトタイプを発表しました。 SearchGPTは、AIモデルの強みとWeb上の情報を組み合わせ、ユーザーに迅速かつ的確な回答を提供することを目指しています。 OpenAI...
2024年7月27日


Google AI Overviews: 現状の課題と今後の展望
Google検索に革新をもたらす「AI Overviews」が、2024年5月から米国で一般公開されています。 本記事では、AI Overviewsの現状と課題、そして今後の展望について詳しく解説します。 Google AI Overviewsとは Google AI...
2024年7月25日


AIの急速な進化と私たちの未来 | SBG代表 孫氏 警笛 なぜ金魚?
2023年10月4日、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は、「SoftBank World 2023」で特別講演を行い、AIの急速な進化と、それが社会にもたらす影響について強い警鐘を鳴らしました。 この講演は、AIの未来と日本の競争力に関する重要な課題提起となりました。 ...
2024年7月20日
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