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「Google Vids」の初め方と使ってみた感想

  • 石黒翔也
  • 2024年11月28日
  • 読了時間: 6分

更新日:2024年12月4日

Googleが2024年4月に発表した新しいサービス「Google Vids」について詳しく解説します。このサービスは、従来のGoogleドキュメントやスライド、スプレッドシートといったオフィスツール群に加わる形で提供される、動画編集のクラウドプラットフォームです。


Google Workspace Labsとは?

「Google Workspace Labs」は、Googleが提供する新しい試験プログラムで、Googleが開発中の最新機能やAI支援機能をいち早くユーザーが試せる場です。Googleはこのプログラムを通じてユーザーのフィードバックを集め、製品改善やバグ修正に役立てています。


このプログラムでは、正式リリース前の機能を利用できるため、新しい技術を早期に活用したいユーザーにとって魅力的な機会です。たとえば、Google Workspace Labsでは、試験的にAIを活用した機能が追加されることがあり、ユーザーはその効果を実際に体験できます。Google Workspace Labsへの参加は、Googleアカウントを持つ全てのユーザーが対象です。


Google Vidsとは?

Google Vidsは、Google Workspace Labsの一環として提供されるクラウドベースの動画編集ツールです。これは、Googleドキュメントやスライド、スプレッドシートなどに次ぐ新たなプロダクトとして登場しました。

このサービスの特徴は、AI技術を活用して動画制作を効率化する点にあります。特に、Googleが開発したAIモデル「Gemini」との連携が予定されており、今後さらに高度な編集機能が追加されることが期待されています。

主な特徴

  • テキストからの動画生成

    ドキュメントやスライドなどのテキストコンテンツを元に、AIが自動で動画を編集・生成します。

  • 音声ナレーションの自動生成

    スクリプトに基づいて合成音声を生成し、複数の言語や声のタイプを選択可能です。

  • 字幕の自動生成

    テキストを元に字幕を作成し、編集も簡単に行えます。

  • 音楽や効果音の追加

    動画に適した音楽や効果音を簡単に追加可能です。

  • クラウドベースの操作

    データ保存や編集作業がクラウド上で完結するため、どこからでもアクセスできます。

このように、専門的なスキルがなくても高品質な動画を制作できるのがGoogle Vidsの魅力です。


無償公開版で試せる機能

現在提供されているGoogle Vidsの無償公開版では、AI連携機能を除いた基本的な動画編集機能を利用できます。これには、シンプルな編集操作やテンプレートを活用した動画作成などが含まれます。既存のGoogleスライドやドキュメントと似た操作性で、直感的に使える設計になっています。

利用者からは「Googleスライドの動画編集版」と評されることもあり、初心者でも扱いやすいツールとなっています。さらに、クラウドベースで提供されているため、端末を問わず利用可能です。

Google Workspace Labsに参加する方法

Google Vidsを試すには、まずGoogle Workspace Labsへの参加が必要です。以下の手順で簡単に参加できます:

  1. Google Workspace Labsへのアクセス

    • 「Google Workspace Labs」と検索し、公式サイトにアクセスします。

    • サイト内でプログラムへの参加申請を行います。

      「google workspace labs」と検索する
      「google workspace labs」と検索する
  2. 参加申請フォームの記入

    • プライバシーポリシーや利用規約を確認し、承認項目をクリックします。

    • 必要事項を記入し、送信ボタンを押します。

      利用規約の同意
      利用規約の同意

  3. 専用URLでGoogle Vidsにアクセス

    • Google Workspace Labsへの参加が完了すると、Google Vidsを利用可能になります。

    • 専用URLを直接入力してサービスにアクセスします。https://docs.google.com/videos/u/0


Google Vidsの実際の使い方

  1. テンプレートから動画を作成 Google Vidsの初期画面で「テンプレートから選択」を選び、好みのテンプレートを選択。シーンを追加し、各シーンにアニメーションや音声トラックを設定します。

    GoogleVidsのテンプレート選択画面
    GoogleVidsのテンプレート選択画面

    GoogleVidsのテンプレート選択後
    GoogleVidsのテンプレート選択後
  2. ストックメディアの活用 Googleが提供する音楽や効果音をストックメディアライブラリから選び、簡単に動画に追加可能です。ジャンル(例:ダンス、エレクトロニック)を選び、適切な音楽を挿入するだけで完成度が向上します。

    GoogleVidsでの音楽のテンプレートを選択
    GoogleVidsでの音楽のテンプレートを選択
  3. プロンプトを使った未来の機能 現在の無償版では利用できませんが、今後「Gemini」との連携により、テキストプロンプトだけで動画を生成する機能が追加される予定です。

  4. 業務利用に最適な柔軟性 プロンプトから動画の基礎を作成し、ユーザー自身が完成させる流れは、業務用途において効率的で柔軟性があります。


将来の展望

現在、Google Vidsは試用期間中で、AI機能はまだ組み込まれていません。そのため、現時点では通常の動画編集ソフトと同等の範囲に留まっています。しかし、今後の進化が期待されています。


特に、AI技術の導入により、プロンプトを活用して動画を生成し、その後手動での微調整や、さらにプロンプトによる細かい調整が可能になる未来が訪れれば、動画制作の効率は大幅に向上するでしょう。


商用利用においては、プロンプトから生成した動画だけではそのまま使うことが難しいケースが多く、ブランドや目的に合わせた微調整が必要です。そのため、AIがユーザーとスムーズに共同作業できる環境が整えば、さらに利便性が向上するはずです。たとえば、AIがユーザーの編集意図を学習し、必要な変更を自動提案するなど、ユーザーとの協調が進むことで、クリエイティブな作業がさらに効率化されるでしょう。


また、Google Workspaceの他のサービスとのシームレスな統合や、AIを活用した素材作成と編集の一元化が進めば、商用用途でも実用的な動画編集ツールとして、業務効率を大幅に向上させる可能性があります。


AIとの共同作業がよりスムーズになれば、初心者でもプロフェッショナル品質の動画を作成できるだけでなく、クリエイターにとっても新しい可能性を切り開くツールとなるでしょう。


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スノーリーズ株式会社​

代表取締役

石黒翔也

​執筆者プロフィール

約7年間にわたりモバイルアプリケーションやWebアプリケーションの開発、AzureやAWSを活用したサーバー構築に従事。

その後、2021年にスノーリーズ株式会社を設立し、AIで問い合わせ業務の効率化を実現する「AIbox」を開発。

AIboxは最新のRAG技術(Retrieval-Augmented Generation)を活用し、問い合わせ業務に課題を抱える企業に採用されています。

現在は、企業の技術顧問としても活動しながら、AIやクラウド技術の普及に取り組んでいます。

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