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ChatGPTが日本語を含む画像を生成できるようになったので試してみた

  • 3月26日
  • 読了時間: 3分

更新日:4月1日

ChatGPTが日本語を含む画像を生成できるようになったので、試してみた

2025年3月26日、OpenAIの画像生成機能(DALL·E)で、ついに日本語テキスト入りの画像が出力可能になりました。


これまでも画像に英語の文字を含めることはできていましたが、日本語となると「文字化け」や「意味不明な記号」になってしまうのが現状でした。


ですが、今回のアップデート以降──

ChatGPTで「日本語を含むチラシ」を生成することが可能になっています。


さっそく日本語チラシを作ってみた

今回試したのは、こちらのチラシです。


ターゲット:小規模事業者

目的:経理作業の効率化を訴求する販促用チラシ

ツール:ChatGPT + 画像生成機能(DALL·E)

ChatGPTで作成したチラシ。細かい文字は文字化けしている。
ChatGPTで作成したチラシ。ChatGPTで作成したチラシ。細かい文字は文字化けしている。

生成した画像では、大きな見出しの日本語テキストは非常に自然で、ぱっと見では「AIが作った」とは思えないレベルです。


例:「もう書類に時間を取られない!」

→ 違和感ゼロでバッチリ!


ただし、細かい文章にはまだ課題も

見出しや一文だけのキャッチコピーなどはとても綺麗に表示されましたが、小さな文字や長めの文章になると、漢字の崩れが発生しています。


たとえば:

「整理」が「整 フ」などと分離されていたり

不自然に句読点が消えたり

漢字とひらがなのバランスが崩れて読みづらくなる

といった症状がまだ見られました。


ChatGPTで画像の一部だけを編集する方法【3ステップで解説】

ChatGPTには、画像の特定の箇所だけを選んで編集できる機能があります。たとえば「このテキストだけ変えたい」「背景の一部を差し替えたい」といったピンポイントな修正も、ドラッグ操作とプロンプト入力だけで簡単に完了します。

この記事では、その操作方法を3つのステップで分かりやすくご紹介します。

※より詳しい背景や仕組みを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください ChatGPT 4.0で画像の一部をピンポイントに編集できる機能を試してみた

ChatGPTの画像編集機能では、まず「選択する」ボタンをクリックします。これで、画像の中から編集したい部分を選べるようになります。

「選択する」ボタンをクリック
「選択する」ボタンをクリック

次に、画像の上でマウスをドラッグしながら、編集したい範囲を囲みます。文字や一部の背景など、ピンポイントに選択できるのが特徴です。

マウスをドラッグして編集したい箇所を選択
マウスをドラッグして編集したい箇所を選択

最後に、どのように編集したいかを自然な言葉で入力します。たとえば「この文字を『紙の請求書を撮るだけ』に変えて」といった指示で、簡単に画像を修正できます。


最終的に出来上がった画像がこちらです。

しっかりと文字が修正されていることが確認できます。

文字が修正されていることを確認
文字が修正されていることを確認

どんな用途に向いている?

現時点の印象としては、チラシなどの細かい文章が多い販促物にはまだ不向きです。一方で、ブログやYouTubeなどの「サムネイル画像」用途であれば、十分に実用レベルだと感じました。

実際に、この記事のサムネイル画像もChatGPTで作成していますが、運用に十分耐えられるクオリティだと思っています。


まとめ:日本語画像生成は“ほぼ来てる”。でも実務利用にはあと一歩

現時点でも、「日本語のキャッチコピーを目立たせたいチラシ」や「サムネイル画像」などでは実用可能なレベルになっています。


一方で、細かい文章が含まれるチラシや資料などは、まだChatGPTだけで完結させるのは難しい印象です。


実務活用するなら

  • タイトル・大見出し部分はChatGPTで生成

  • 細かい本文はあとから画像編集ソフトで差し替える


というハイブリッド運用が現実的だと感じました。

ちなみに、生成AIを実務で活用したいと考えている方には、**社内業務の自動化に特化したAIチャット「AIbox」**もおすすめです。

マニュアルやFAQを読み込ませるだけで、問い合わせ対応まで自動化できるので、日々の業務効率がグッと上がります。


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スノーリーズ株式会社​

代表取締役

石黒翔也

​執筆者プロフィール

約7年間にわたりモバイルアプリケーションやWebアプリケーションの開発、AzureやAWSを活用したサーバー構築に従事。

その後、2021年にスノーリーズ株式会社を設立し、AIで問い合わせ業務の効率化を実現する「AIbox」を開発。

AIboxは最新のRAG技術(Retrieval-Augmented Generation)を活用し、問い合わせ業務に課題を抱える企業に採用されています。

現在は、企業の技術顧問としても活動しながら、AIやクラウド技術の普及に取り組んでいます。

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