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ChatGPTに目がついた!:ビデオや画面共有しながらChatGPTに質問ができるVoiceモードをリリース

2024年12月13日、「12 Days of OpenAI」6日目として、「Advanced voice with videoを発表しました。


新機能1: ビデオとスクリーン共有機能の追加

ChatGPTのAdvanced Voiceモードに新たに「ビデオ」と「スクリーン共有」の機能が追加されました。この機能を利用することで、ChatGPTとの対話にライブビデオや画面共有を組み込むことが可能になります。

Voiceモードの画面左下にビデオボタンが追加されていることがわかる
Voiceモードの画面左下にビデオボタンが追加されていることがわかる
実際のデモンストレーション

発表では、製品責任者のKevin氏が実際の操作を披露しました。Advanced Voiceモードの画面に新しいボタンが追加されており、ビデオ通話や画面共有を開始することで、以下のようなことが実現できます:

  • リアルタイムのトラブルシューティング:画面を共有して問題を説明し、解決策を求める。

  • 学習の支援:例えば、コーヒーのハンドドリップの方法を教えてもらうなど、手順をライブで学べる。


より自然な会話体験

Advanced Voiceモードは、OpenAIの最新のマルチモーダルモデル「GPT-4 Turbo」を活用しています。これにより、50以上の言語で、感情やトーンを持つ自然な会話が可能です。


新機能2: サンタモードの追加

クリスマスシーズンに向けて、「サンタモード」がChatGPTに導入されました。この機能では、ChatGPTがサンタクロースの声で応答し、以下のような体験を提供します:

  • サンタクロースの生活やエルフの活動についての質問。

  • 子どもたち向けの楽しいクリスマスストーリー。

  • サンタクロース自身のお気に入りのクリスマストラディションやジョークの共有。


利用方法

サンタモードは、アプリのホーム画面にある「雪の結晶アイコン」または設定ページから有効化できます。さらに、サンタモードの初回利用時にはAdvanced Voiceモードの使用制限がリセットされる特典も付いています。


提供スケジュール

  • ビデオとスクリーン共有機能:最新のモバイルアプリを皮切りに、全ユーザーへの展開が今週中に進行中。プラスおよびプロユーザー向けの展開は、ヨーロッパでは近日中に提供予定です。エンタープライズおよび教育プランユーザーは、来年初頭の導入予定。

  • サンタモード:世界中のすべてのVoiceモード対応プラットフォームで利用可能。デスクトップウェブ、モバイルアプリ、デスクトップアプリでアクセスできます。


Voiceモードのユースケース

ChatGPTの新機能「ビデオ通話と画面共有」は、教育やビジネスで大きな可能性を感じます。


特に教育では、子どもが家庭教師の代わりに教科書を画面共有しながらリアルタイムで質問できるのは非常に便利です。


一方、ビジネスシーンでは資料作成中に画面を見せながら具体的なアドバイスをもらえたり、コード作成時にエラーを貼り付ける手間が省けることで、効率が大幅に向上しそうです。この機能は、従来のテキスト中心のやり取りを超え、リアルタイムでのやり取りを進化させるものだと思います。


1. リアルタイムのトラブルシューティングが可能

  • 画面共有のメリット問題を説明する代わりに、実際のエラー画面や状況を共有できるため、問題の解決が迅速になります。例えば:

    • アプリやソフトウェアのエラーを一緒に解決。

    • 設定画面や操作手順を直接指導。

  • 具体例「Excelのグラフ作成方法を教えて」と質問すると、ChatGPTが画面を見ながら適切な手順をリアルタイムで案内。


2. 学習やトレーニングの質が向上

  • 視覚と音声の組み合わせたとえば、コーヒーのドリップ方法を学ぶ場合、道具の配置や操作方法をビジュアルで確認しながら指導を受けられる。

  • 教育や研修での活用プログラミングの学習や新しいツールの使い方を学ぶ際に、ChatGPTが画面を見ながら説明を補足し、理解を深める。

  • 教科書や参考資料を活用した学習

    また、教科書や資料を画面共有しながら、「この部分の意味が分からない」や「この公式の使い方を教えて」など、具体的な質問をリアルタイムでChatGPTに尋ねることができます。これにより、個別の理解度に応じたピンポイントの解説が受けられ、自学自習の効率が大幅に向上します。


3. 効率的なコラボレーションが可能

  • ドキュメントやプロジェクトのレビューチームメンバーや同僚と画面共有を通じてリアルタイムでドキュメントのフィードバックを受けたり、タスクを議論したりできます。

  • タスクの進行支援ChatGPTがデータ分析や文章作成の提案を画面共有を通じて行うことで、よりスムーズなコラボレーションが実現。


4. 視覚的な要素で対話の幅が広がる

  • カスタマイズされた体験プロジェクト計画やプレゼンテーション資料の確認、具体的なアイデアの提案を視覚的に行えます。

  • 創造的な活動のサポートたとえば、グラフィックデザインのプロジェクトやアートのアイデアをChatGPTに共有し、改善や新しい提案を受ける。


5. 自然で直感的なコミュニケーション

  • 音声とビジュアルの組み合わせ


    会話のトーンやテンポが音声で伝わるため、対話が人間に近い感覚になります。これにビジュアルが加わることで、より直感的で感情的なつながりを感じることができます。


6. ビジネスシーンでの応用

  • クライアントプレゼンや営業活動ChatGPTをパートナーとして、クライアントとのディスカッションや提案をサポート。

  • 遠隔会議での利用会議中にその場で調査やデータの確認を行い、意思決定を加速。


7. アクセシビリティの向上

  • マルチモーダルコミュニケーション

    聴覚や視覚のいずれかに障害がある人にも対応しやすく、包括的な体験を提供できます。


AIboxのご紹介 – 問い合わせ業務効率化の新時代へ

AIboxは問い合わせ業務を効率化し、社員がより創造的な仕事に集中できる環境を提供します。

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こんな部門での活用が進んでいます

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スノーリーズ株式会社について


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スノーリーズ株式会社​

代表取締役

石黒翔也

​執筆者プロフィール

約7年間にわたりモバイルアプリケーションやWebアプリケーションの開発、AzureやAWSを活用したサーバー構築に従事。

その後、2021年にスノーリーズ株式会社を設立し、AIで問い合わせ業務の効率化を実現する「AIbox」を開発。

AIboxは最新のRAG技術(Retrieval-Augmented Generation)を活用し、問い合わせ業務に課題を抱える企業に採用されています。

現在は、企業の技術顧問としても活動しながら、AIやクラウド技術の普及に取り組んでいます。

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