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【OpenAI 12 Days 5日目】ChatGPTとAppleデバイスの統合

2024年12月12日、「12 Days of OpenAI」の5日目として、ChatGPTのさらなる利便性向上を発表しました。

第5日目には、Appleとのコラボレーションにより、ChatGPTがiOSおよびmacOSプラットフォームにシームレスに統合されることが明らかになりました。このパートナーシップは、iPhone、iPad、Macデバイスのユーザーに向けて、ChatGPTをより手軽に利用できるものとするOpenAIの取り組みを象徴しています。


AI利用の新時代

この統合により、AppleデバイスからChatGPTを直接利用できるようになり、以下の3つの革新的な機能が提供されます。

  1. Siriとの連携: Siriが複雑なタスクをChatGPTに委託できるようになり、その実用性が向上しました。たとえば、Siriにクリスマスパーティーの企画やホリデープレイリストの作成を依頼すると、ChatGPTが対応し、詳細でカスタマイズされた結果を提供します。

  2. 高度なライティングツール: AppleのライティングツールはChatGPTの能力により強化されています。これにより、ゼロから文書を作成したり、既存の文書を洗練させたり、長文を簡潔に要約することが可能です。

  3. カメラ制御による視覚インテリジェンス: iPhone 16では、カメラで撮影したオブジェクトを分析するためにChatGPTの視覚インテリジェンスを活用できます。この機能は、インタラクティブな学習や創造的な応用に新たな可能性を開きます。


実演

iPhoneでの操作方法

Siriを使った方法

  1. Siriを起動

    • ホームボタンを長押しするか、「Hey Siri」と呼びかけてSiriを起動します。

  2. ChatGPTへの指示を伝える

    • Siriに「ChatGPTに〇〇をお願いして」と話しかけます。

    • たとえば、「ChatGPTにクリスマスパーティーを計画してもらって」と依頼すると、ChatGPTがタスクを引き継ぎます。

  3. 結果を確認

    • ChatGPTが生成した結果がSiriを通じて表示されます。必要に応じてさらに指示を追加することも可能です。

Siriに質問するとChatGPTから返答が返ってくる
Siriに質問するとChatGPTから返答が返ってくる

カメラを使った方法

  1. カメラ制御ボタンを長押し

    • カメラアプリを開き、カメラ制御ボタンを長押しして視覚インテリジェンスをセットアップします。

  2. 質問ボタンを押す

    • セットアップが完了したら、画面上の質問ボタンを押してChatGPTに質問を送信します。

  3. ChatGPTに質問

    • たとえば、撮影した画像について情報を取得したい場合、「この画像の詳細を教えて」といった質問を入力します。


カメラからChatGPTに質問することができる
カメラからChatGPTに質問することができる
カメラからChatGPTに質問することができる
カメラからChatGPTに質問して返答が返ってきた

発表の中で、OpenAIはこれらの統合機能の実際の使用例を紹介しました。プロダクトチームのMcDon氏は、以下の方法をデモンストレーションしました:

  • 設定メニューからChatGPT拡張機能を有効化する方法。

  • Siriを利用してChatGPTにアクセスし、イベントの企画や音楽プレイリストの作成を行う方法。

  • アプリの視覚インテリジェンスを使用して、クリスマスセーターコンテストの参加者をランク付けする方法。このデモは統合機能の多様性を強調しました。


クロスプラットフォームでのシームレスな使用

Macでの操作方法

  1. Apple Intelligenceを有効化する

    • システム設定を開き、「Apple Intelligence」の項目に移動します。

    • 「ChatGPT拡張機能」を有効化します。これにより、Siriや他のアプリケーションからChatGPTを利用できるようになります。

  2. Siriを使った方法

    • Macの画面右上にあるSiriアイコンをクリックするか、Commandキーを2回押すことでSiriを起動します。

    • 「ChatGPTに〇〇をお願いして」と話しかけることでタスクを依頼できます。

    • 必要に応じて送信する情報を確認・選択し、ChatGPTの応答を受け取ります。

  3. PDFや長文ドキュメントの分析

    • FinderやプレビューアプリでPDFを開きます。

    • Siriを起動し、「このPDFを要約して」や「このドキュメントの主要なポイントを教えて」などと依頼します。

    • ChatGPTがドキュメントを分析し、結果を提供します。

  4. 結果をChatGPTアプリで保存・編集

    • Siriが提供した結果をChatGPTアプリに保存し、後から続きの作業を行うことができます。

    • アプリ内でさらなる編集や可視化(例: 円グラフの作成)を実行可能です。


macOSでも、iOSで利用可能な機能が同様に提供され、一貫性が保たれています。ユーザーはApple Intelligenceを有効化し、Siriやタイピングコマンドを通じてChatGPTを呼び出すことができます。特に、macOSでは、大規模なPDF文書をデスクトップから直接分析し、洞察を得たり、円グラフなどの視覚的な表現を生成することが可能です。


ユーザー中心のデザイン

この統合の柱となるのは、ユーザーの制御権です。ChatGPTに情報を共有する前に、ユーザーはコンテンツを選択的に送信することができます。さらに、SiriとChatGPTアプリ間のシームレスな切り替えにより、会話を保存して再訪し、拡張することが容易になります。


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スノーリーズ株式会社​

代表取締役

石黒翔也

​執筆者プロフィール

約7年間にわたりモバイルアプリケーションやWebアプリケーションの開発、AzureやAWSを活用したサーバー構築に従事。

その後、2021年にスノーリーズ株式会社を設立し、AIで問い合わせ業務の効率化を実現する「AIbox」を開発。

AIboxは最新のRAG技術(Retrieval-Augmented Generation)を活用し、問い合わせ業務に課題を抱える企業に採用されています。

現在は、企業の技術顧問としても活動しながら、AIやクラウド技術の普及に取り組んでいます。

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